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アルバイトの確定申告について
掲載日:2014-12-1
バイト先に源泉徴収(給料から天引きして納税)されている場合、必要以上に税金を納めていて損をしているケースがあるのをご存知ですか? 余分に払った税金を取り戻すために、アルバイトが行うべき確定申告(所得税を再計算し、納めすぎた税金を還付してもらうこと)について知っておきましょう。
確定申告とはあなたが支払うべき税金を確定させるもの
確定申告とは、税金をきちんと納めるための申告(申告納税)と、納め過きた税金を返還してもらうための申告(還付申告)をする税務処理のことです。
毎月の給料が約8万8千円以上である場合、バイト先が給料から所得税相当分を源泉徴収として天引きします。もし、1年間を通して所得の合計が103万円以下になった場合は、課税対象ではなくなるため、確実に税金が戻ってきます。
また、あなた自身で国民年金や国民健康保険を支払っている場合には、支払った金額は所得控除となり、課税対象となる給与所得額から減額されます。
源泉徴収されている場合、多くの場合で確定申告をすることで還付、つまり税金が返還されますので、確定申告することをおすすめします。
年末調整とは源泉徴収をしている会社が確定申告を代行するもの
一般的に正社員として働いている人は、会社が年末に確定申告を代行して(これを年末調整と言います)を行い、納税額を確定してくれます。アルバイトであっても、一年以上勤務している場合は年末調整を行う場合があります。
しかしながら、年末調整の手続きは煩雑なことから、アルバイトをたくさん雇っている飲食店や個人経営の会社などでは、年末調整を行わないケースが多いようです。
そういった場合は、自分で確定申告をする必要があります。
確定申告をするためにおさえておきたいポイント
確定申告は、申告すべき年の翌年2月から受付を開始しますので、それまでに以下の2つの書類を用意しておきましょう。
・源泉徴収票
アルバイト先から「源泉徴収票」を発行してもらいましょう。源泉徴収票とは、バイト先があなたに支払った給与額と、源泉徴収による納税額を証明するものです。
バイト先が源泉徴収を行っている場合は発行する義務がありますので恐らく給与明細などと共にバイト先から渡されますが、もし発行してくれない場合は税務書などに相談しましょう。
・所得控除に関係する証明書
国民年金、国民健康保険といった社会保険の支払証明書、生命保険や地震保険といった任意保険に加入している人は、その保険料の控除証明書、これらが確定申告の際に欠かせない書類となります。
この他にも、医療費控除や扶養家族(自分が養育しなければいけない家族)の有無など所得控除となる項目がありますので、対象となるものを調べてその証明書を用意しておきましょう。
源泉徴収票と所得控除に関係する証明書がそろったら、税務署に行って確定申告をします。初めての場合は、税務署の職員が書き方を教えてくれますので、声をかけてみてください。
確定申告書には、還付される税金を振り込んでもらうための銀行口座を記載する必要がありますので、口座番号が分かるものを持参します。また、認印も忘れずに持参してください。
確定申告は5年前までさかのぼって行うことが可能です。税金の仕組みを知らなかったばかりに払い過ぎていた税金があるのであれば、確定申告で還付してもらうと良いでしょう。